:::::::起想花(きそうか):::::::: |
生れた日の香り憶えていますか? [写真:グレロ・安田さん]
~海の彼方(かなた)から~
「千春が生まれたとき、病室に"梔子(くちなし)"が飾られていて、いい香りがしてた」と、
小さい頃から聞かされていました。
でも、梔子が咲くのは6月、どうして5月生まれのわたしが生まれた時に、梔子が飾られていたのか?
大人になってから、聞いてみると、母の故郷、奄美大島の叔父が知らせを聞き、南の島の早咲きの梔子を摘んで、飛行機に飛び乗ってお祝いにきてくれたから、飾られたと知り、ますます好きになったお花。
花言葉「幸せを運ぶ」 sous le nez(スールネ) ルーツの香り
~はじめての涙~
29歳のある日、突然の転勤で神戸から東京に引っ越しすることになりました。
元々、ひとりでいるのが好きだったし、当時仕事が忙しかったこともあり、ホームシックにもならず、過ごしていました。
春に転勤し、少し落ち着いてきた秋。仕事帰りに、金木犀(きんもくせい)の香りが漂ってきました。
胸がぎゅうっとなり、あたたかい涙。 実家で毎年匂っていた、懐かしい香り。
そこではじめてホームシックを知りました。
「最近どないしてんの?」と、母に電話しながら帰った思い出のお花。
お気に入りのアイテムに香りを移す「移香箱(うつりがばこ)付・オードトワレ」です。
箱に香りを吹き付け、アクセサリーやハンカチ、名刺やお手紙を入れ香りを移します。
(オードトワレとして単体でお使いいただけます)
平安時代より、日本人は着物や扇子、文(ふみ)などに自分の香りを焚き染めてきました。
自分の香りがある暮らし。お楽しみください。
シルバーのミスト(2種)
「海の彼方(かなた)から・梔子」・・・クチナシ・ジャスミン・シダーウッド
「はじめての涙・金木犀」・・・キンモクセイ・メリッサ・サンダルウッド
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・message by sous le nez
【お知らせ】
sous le nez(スールネ)の田仲千春(たなかちはる)さんが、お店に来てくださいます!
在廊日時 :5月18日(土)12:00~18:00
5月19日(日)11:00~18:00
(但し、19日のワークショップ中‹13:00~15:00›は不在です)
1年ぶりのハクトヤに、来るのを楽しみにしてくれている千春さん
こちらこそ~みんなみんな今日の日を、心待ちにしていましたよ~!
やっと会えますね。。