①列車の旅:オーストリア・ウィーンへ |

クロアチア:ザグレブからハンガリー:ブダペストへ向かう予定でしたが、

3か月前からボーダーが張られ、
両国、列車での行き来が出来なくなっていました。

ヨーロッパを狙い、相次ぐテロの影響や難民の移動手段に多数問題が生じたことが
原因と言われ、止む無く国境越えを出来なくしたのだそうです。

メディアでの報道を見たり聞いたりしていましたが、この時、世界の危険を
目の当たりにし、旅中はより注意をはらい、余念がないよう心がけました。

列車のチケットはあるのに、、困ったことになりました。
窓口[11]の駅員さんは「バスで行くしかない」の一点張り。

何か方法はないかダメもとで窓口[10]の駅員さんに相談したら、、

「時間はかかるけど、先ずウィーンへ行き、そこからブダペストに行けばいい」

「ホントだ!」目からうろこ!

ザグレブ→ウィーン〔約6時間〕→ブダペスト〔約3時間〕列車の旅。

決めました! 着きました!ウィーンへ

腹ごしらえに「シルバーマダム」だったかな?
地元の働く人達がランチに通うレストランへ。

中にはいると、ボリュームある料理をパクパクたいらげる欧米人たち。

旅中はその地のスープを必ず頂く!と決めているので先ずはスープから、、

店内はオリエント風ですが、家庭的で、
鳥のモチーフが硝子に張り巡らされています。

外に出てテクテク歩いていると「あっ!」・・立ち止まる。
何人気づくだろう・・

ここ「ナッシュマルクト」は広大な生鮮食料品の市場。

チーズやピクルス、惣菜などを扱うお店も多いので食べ歩きもできます。

その近くに、前回来た時から気になるアンティークショップがあり、

ドアの前まで行ってみたら張り紙が! 「毎週・土曜のみ営業」

営業日以外は世界中を旅して周って買い付けしているので、ほぼお休み。

一生いけないお店・・そんなのがあってもオモシロイわ~

路地をテクテク歩き、大通りに来ると個性的な個人店が出てきます。

3年前、ウィーンに初めてきた時、この通りを発見したことが嬉しかった~

歩き過ぎて、靴底が剥がれてしまい、このお店で全面ハラコ(動物の毛)の
古靴ブーツを買い、助かった~と安堵にかられたのを思い出す。

張り紙ひとつで、デザインセンスの向上した地に踏み入ったことを実感する。

